オーダー製作事例
鐵スピーカーなぜスピーカーのBoxは木製ばかりなのか
従来のスピーカーBoxの疑問、木製の箱がほとんどであり、箱の大小及び形状、材質によって音がかなり変化する。
密度の高い材料で箱鳴りを抑えてみたい
箱の大小及び形状、材質によって音がかなり変化する現象は、箱鳴りによって起きるものであった(音像が膨れる現象)。
それではもっと密度の高い材料を使用すれば解決出来るのでは、鉄・コンクリート・ガラス…
自社の得意分野である鉄で製作する事にした。
鉄で小型でもキレの良いハッキリとした音質
箱の素材は鉄で厚さ9ミリの物を使用、接合は溶接構造とし音が漏れない構造とする。
スピーカーの取付面においては漏れが無いよう機械加工により、平面度を確保する。
箱の背板取付部においても、同様に加工する事で、一切の音漏れを無くすようにした。
スピーカーユニットには、コストパフォーマンスで高評価のFOSTEX P1000Kを選定し、小型フルレンジの特性を生かし、バスレフ構造として設計、foは80Hz狙いです。
音出しの結果、メーカーの推奨ボックスP1000-Eと比べて見たが、当初考えていた金属らしい堅い感じは無く、むしろ音のボンヤリ感も無く、キレが良く、定位がハッキリしていて、まるで楽器の位置が見えるようです。
鐵スピーカーは聞きやすく、低音も小径にしては実にハッキリしていて。良い出来だと思われます。
もし興味を持たれる方いらっしゃいましたら製作致します。
お問い合わせ下さい。
尚製作期間は30日程掛かります。
別対応可能ユニット:FE103NV、FF105WK